心の灯火                              作詞・作曲 南本智哉


今年も僕らが暮らすこの街に 白い雪が降ってきた
心と体、一つに寄り添うように すれ違ってく恋人たち

君に似合う赤いマフラー 背中に隠しながら
いつもは言えない気持ちも包んでる この日のための贈りもの

誰かに時々不安にもさせられて 相も変わらずに弱いまんまの僕さ
だけれども、こんな風に寄り添えたなら こんなにも心の隙間 満たせるのさ

365色に彩られてく日々は 君がくれる優しき心の灯火
そこから零れた光に触れる指先 また恋に落ちてく僕がいる


手のひら重ねて歩ける今を このまま時間を止めて
なかなか会えない そんな寂しさも今日だけは忘れていよう

いつしか僕らは全てを忘れてって この雪のように溶け去っていくのだろう
君からもらった沢山の時が いとおしく思えるからそれでも構わない

とても寂しい想いを抱えながら 少し笑ってみせる君が切なく思えてさ
舞い散る雪の欠片に願い込めた そばにいれるなら このままで…

365色に彩られてく日々は 君がくれる優しき心の灯火
そこから零れる光に触れる指先 僕の体中、静かにこだましているのさ
分かり合ってく事で大人になってく 僕ら、言葉だけはいつも変わらずいよう
どんな君をも受け止めて歌う、この歌が 僕の本当のプレゼント

君に歌うよ 歌うよ…



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